ブエルタ・ア・奥多摩
またノリだけでタイトル書いてしまった。
というわけで今回はブエルタ・ア・奥多摩。奥多摩はオクゥタァーマって外人っぽく伸ばして読むと本格的です。
ブエルタはスペイン語で一周の意味。つまりツール・ド・WADAに続き今回もほぼ周回コースとなっています。
武蔵五日市駅〜檜原街道〜鋸山〜奥多摩駅周辺〜青梅街道〜奥多摩周回道路、そして檜原街道に戻ってきます。
走り応えはツール・ド・WADA以上!1000m級の峠である大ダワ峠と風張峠の二つを越えます。
トレーニングにはもちろんのこと、春には新緑を秋には紅葉を楽しむことが出来るお得な特典つきです。
ではレポートの方張り切って行きましょう!
多摩川CR〜五日市街道〜檜原街道〜鋸山林道〜大ダワ峠
10月30日、この日は曇りの予報が出ていたものの久しぶりに雨が降らない日になりそうだ、という
天気予報を聞き、家を朝の6時半に飛び出してきました。わりと寒い多摩川サイクリングロードを
独りテンションガン上げで、五日市街道とサイクリングロードがぶつかる睦橋まで走ります。
なにせ今日はランプレのチームジャージ+レーサーパンツを初披露(誰にも会ってませんが)ですからね!
そりゃテンション上がりますよ。気分だけはダミアーノ・クネゴ(ジャパンカップ優勝したランプレのイケメン選手。
詳しくはジャパンカップ特集を参照)です。さて、睦橋からひたすら五日市街道を行き、五日市駅のトコで
右折して檜原街道を本宿の橘橋まで行きます。途中、何人かのサイクリストを見かけます。
このあたりは定番コースなんでしょうね。
橘橋のところで右折、いよいよ鋸山(ノコギリ山)こと大ダワ峠を登ります。ノコギリ山と聞くと、どうしても
昔、少年ガンガンに連載されていた「魔方陣グルグル」というマンガを思い出します。キタキタオヤジとか。
この鋸山は結構きつい登りですがWADAとは違い、時々傾斜が緩くなるので深刻なグロッキー状態には
なりませんでした。しかし、「そろそろ峠やろ」と思って角を曲がった時に、
山裾のず〜〜〜っと上のほうに
道があるのが見れるポイントがあって、程よく萎えました。こういうのって見た目ほど距離があるわけでもなく
案外すぐその場所まで行けちゃったりするのですが、山頂がどこにあるか分らない状態で登っている時は
頭ではそう分ってても、精神的にグラって来るものです。
睦橋の下の駐車場 |
睦橋からの風景。今日はさびしい空の色である |
同じく睦橋の上。この道が五日市街道。これを真っ直ぐ行く |
奥多摩の山々に続いていく道。サイクリストは 吸い寄せられるように山へ向かっていった |
武蔵五日市駅。ここで五日市街道は終わり 左折して檜原街道へ |
なんとなく田舎臭い看板 |
SaySaySay〜山里らしくなってきましたよ〜 |
紅葉Fo- ハードゲイの持ちネタって要は間が持たない時のごまかしだよな |
本宿の橘橋のT字分岐。右に行くと風張峠、左に行くと鋸山。 ようはここまで来たらどっち行っても地獄ということですね。 ちなみにここを左に曲がり15メートル行くと「たちばなや」という 50年の歴史をもつラーメン屋があります。 |
山へ入っていきます。しかしまだまだアップは 大したことありません。 |
高ッ!!上見えないし。コレ登るのかよ。 |
今週のザ・ベスト候補の一枚 |
ここを右に曲がると鋸山林道に入る。 真っ直ぐ行くと、風張林道というWADAレベルの坂に 挑めるらしいという情報をゲット。現在調査中。 |
オコト主様とか出てきそうな雰囲気 |
この絶壁は神戸岩、と呼ばれているらしい。 |
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神戸岩をくり貫いたトンネル 短いが、中は真っ暗な上にボコボコ。 |
この写真の後、坂と格闘していたため 頂上まで写真はありません。 |
大ダワ峠頂上
やっと登ったーー!!時間は十一時ちょい過ぎ。お昼にはまだ早いから、ちょっと茶屋で飲み物を飲みつつ
茶屋のオババか、あわよくば他のサイクリスト(女性。年上)と喋りながら一息付こう、
とかちょっと色々期待していた自分を待っていたのは、
公衆便所だけ。しかも、こういうところのに限って無駄に綺麗だったりする。
往生際悪く、写真を撮ったりして、
グダグダと他のサイクリストが来るのを待ってみたりしましたが、やっぱり誰も来そうにありません。
まぁ寂しいところでしたが、売店とか駐車場とかがあって、ライダーやサイクリストで賑わっている峠とは違って、
静かで、誰にも知られていない「自分だけの秘密の場所」という感じに浸れる峠です。
また懲りずに来てみたいと思います。
山頂。何も無い |
山裾の紅葉 |
峠は切り通しとなっている |
15分ほど待ってみるが、誰も来ず。 |